パソコンパーツの選び方~マザーボード編~

パソコンパーツの中でマザーボードというのはもっとも重要なパソコンパーツのひとつでありながら、比較が難しいものとなっています。
その理由としてはこれ自体がパソコン全体の性能に大きく影響を及ぼすということがないので、初めての時には悩んでしまいがちです。

そこで、何を基準にして選べばよいのかというと、どのようなパソコンパーツを取り付けたいのかということで変わってきます。
パソコンを組むときにはCPUから決めるという人も多いものですが、そのCPUを載せることができるものを選ぶところから始めると良いでしょう。
次にメモリスロットの数も重要なポイントであり、省スペース型の場合空いている場所は2本となり拡張性が高いものは4本、更に高性能なものは6本といったものがありますが、省スペースにこだわるなら2本のものを将来的な拡張性を考えるのであれば4本の物を選んでおくと良いでしょう。
最近のメモリは2本で1セットになっているので4本あれば、あとから増設をすることも可能なので拡張性は高いといえるのです。

最後にゲームなどをする場合にはPCI-Eスロットが重要となってきますから、この部分の空きと速度を確認しておくようにしましょう。
多くの人の場合には中堅スペックのものを選んでおけば問題ないので、何を選んで良いのかわからない場合には取り付けたいパーツをある程度決めてからショップなどに行って直接店員さんなどに相談をしてみるとちょうどいいものをすすめてもらうことができます。

パソコンパーツの選び方~CPU編~

パソコンの性能を決めるパーツの一つがCPUです。セントラルプロセッシングユニットのことであり、人間でいうう頭脳とも言えます。頭脳の性能が悪ければソフトウエアの動作が遅くなるので出来る限り良い物を選びたいものです。
パソコンパーツ選びでまよった場合は上位のパーツを選べば間違いありませんが、重要なのはバランスです。今のパソコンはコアと呼ばれるセントラルプロセッシングユニットの処理系統が重要になっています。以前は1つのコアですべての処理をしていたので周波数が高ければ処理能力が高かったのですが、複数のコアを積むようになったことでコア自体の性能が重要になっています。パソコンパーツとしてはもっとも高い部類のセントラルプロセッシングユニットですが、コア数を重視するなら上位のパーツを選ぶことが必要ですが、オフィスソフトなどコアをあまり使わないソフトが多いならパソコンパーツとしてはメモリなどに予算を振り分けるのも重要です。限られた予算内でパーツを選ぶ際は1つだけ突出させてもバランスが悪いのです。最低限のパーツをまず選び、ソフトウエアの利用状況に合わせて選択しておくと良いです。特にメモリ、ハードディスクについては全体の処理速度に大きく影響が出るので注意したいところです。ハードディスクはSSDなどを利用することでCPUが遅くても代用できます。価格が高いCPUですが、他のパソコンパーツでおぎなっていくことも可能です。

パソコンパーツ選びの前に知っておきたい初心者向け基礎知識

初心者がパソコンパーツを選ぶときには、それぞれの役割を理解しておくことが大切です。
基礎知識がなければ、パソコンパーツ選びも失敗してしまい使い物にならなかったということもありえるだけに注意が必要です。

まず、パソコンパーツの中で重要なのがCPUでありこれは計算処理などを行う装置で、車で言うのであればエンジンに当たる部分となります。
そのため、CPUの性能が全体に与える影響というのは大きなものとなり、高性能PCが欲しいという場合には高性能CPUが必要となってきます。
次に作業領域であるメモリがありメモリが多ければ多いほど一度に作業できる量が増えるので、効率よく作業をすることができます。
メモリというのは机に例えられることが多く、机が広ければその上に置くことができるものも増えるので、物を出し入れする必要がなくなり効率よく作業ができるのです。
物を収納しておく場所がHDDにあたり机の上には置ききれないものを、引き出しの中にしまっておくイメージとなります。

そして、これらのパーツを載せるものがマザーボードというものになり、車で言えばシャーシのようなものになります。
軽自動車に大きなエンジンを載せることができないように、高性能のパソコンパーツを載せようとするのであればしっかりとしたシャーシが必要となるので、マザーボードの性能も重要となってくるのです。

初心者が覚えておきたいものとして代表的なものは、これらのものとなるので基礎知識として覚えておくと便利です。

パソコンパーツ別、目的に合わせた選び方

パソコンパーツにはそれぞれ役割と目的があります。
少し分野は違いますが、自動車のパーツ選びとパソコンパーツの比較検討は似ている点が多いです。
双方ともパーツが個別に目的を持っており、ユーザー側が自分なりにカスタマイズする事でより一段とマシンの良さをアップグレード出来る点なども共通しています。

パソコンパーツの要とも言えるのが、CPUです。
CPUは車でいうところのエンジンであり、人体で喩えれば脳に該当します。
自作PCでも後から積み替えする事が困難な部位であり、これに対する費用をケチっては本末転倒になります。
映像処理や動画作成を行う方であれば出せる金額の範囲で、最も高価なCPUを買いましょう。
一般的な用途でマシンを用いる方でも、平均的なスペックのCPUが最低でも欲しいところ、ローコストなCPUは長く使い続ける上で後悔する恐れが高いため、基本的にスルーしましょう。

次にメモリの選び方です。
メモリはCPUと違い増設が容易ですので、気楽に容量を決めても平気です。
一般用途なら4GBもあれば十分になりますが、最近のOSは立ち上げた段階で2GB程、基本的にメモリを消費しますので、サクサクした動作を求める方は6GBから8GB程度は確保しましょう。
続いてグラフィックカードの選び方ですが、ゲーミングや3DCGの操作をしない方であれば、いわゆるオンボードグラフィックで十分ですので、ここの投資は控えてもOKです。
反対にゲーミングを意識するならハイグレード仕様のグラフィックカードを選びましょう。

パソコンパーツの種類と役割とは

パソコンは多くのパーツから構成されています。ストレスなくパソコンを使いこなし、トラブルにも対応できるようにするには、パソコンパーツの種類や役割を知っておく必要があります。
パソコンパーツの中で最も重要なのはCPUです。CPUはパソコンの頭脳にあたります。ユーザーからの命令に応じて、多くの処理を行うのです。例えば、表計算ソフトを使用して計算を行ったり、ワープロソフトで文字を書いたりするときも、CPUは様々な処理を行っています。
そのときに作業場として使用されるのがメモリです。メモリはデータを展開する領域です。実世界の机を連想すると分かりやすいでしょう。机が広ければ広いほど、同時に取り掛かれる作業が増えますよね。逆に机が狭いと、どれだけ賢い人でも一つの作業にしか取り掛かれません。このようにCPUとメモリは作業効率を考えるうえで非常に重要なパソコンパーツであるといえるのです。
さらに、パソコンを構成するうえで欠かせないパーツがもう一つあります。それはハードディスクです。ハードディスクはデータの収納場所にあたります。作業を行ったデータを保管しておく役割を果たします。また、作業中にメモリ上に展開できないデータはハードディスク上に展開します。メモリ上に展開する場合より、速度が遅くなってしまうので注意が必要です。
その他にもグラフィックボードやCPUファンなど、パソコンパーツの種類と役割は様々です。しかし、今回紹介した3つが最も基本的なものなので、しっかり把握しておきましょう。