パソコンパーツ別、目的に合わせた選び方

パソコンパーツにはそれぞれ役割と目的があります。
少し分野は違いますが、自動車のパーツ選びとパソコンパーツの比較検討は似ている点が多いです。
双方ともパーツが個別に目的を持っており、ユーザー側が自分なりにカスタマイズする事でより一段とマシンの良さをアップグレード出来る点なども共通しています。

パソコンパーツの要とも言えるのが、CPUです。
CPUは車でいうところのエンジンであり、人体で喩えれば脳に該当します。
自作PCでも後から積み替えする事が困難な部位であり、これに対する費用をケチっては本末転倒になります。
映像処理や動画作成を行う方であれば出せる金額の範囲で、最も高価なCPUを買いましょう。
一般的な用途でマシンを用いる方でも、平均的なスペックのCPUが最低でも欲しいところ、ローコストなCPUは長く使い続ける上で後悔する恐れが高いため、基本的にスルーしましょう。

次にメモリの選び方です。
メモリはCPUと違い増設が容易ですので、気楽に容量を決めても平気です。
一般用途なら4GBもあれば十分になりますが、最近のOSは立ち上げた段階で2GB程、基本的にメモリを消費しますので、サクサクした動作を求める方は6GBから8GB程度は確保しましょう。
続いてグラフィックカードの選び方ですが、ゲーミングや3DCGの操作をしない方であれば、いわゆるオンボードグラフィックで十分ですので、ここの投資は控えてもOKです。
反対にゲーミングを意識するならハイグレード仕様のグラフィックカードを選びましょう。